選抜高校野球大会4日目のみどころ 青森山田は主軸が木製バット使用 名門・広陵も登場
第96回選抜高校野球大会(甲子園)の21日・4日目の見どころを紹介する。
【第1試合】宇治山田商(三重)-東海大福岡(福岡)
宇治山田商は身長185センチで最速140キロを誇る長身右腕・中村帆高投手(3年)がキーマン。堅実な守備から粘りの野球を見せて接戦に持ち込みたい。東海大福岡は7年ぶりのセンバツ出場。上位打線は俊足ぞろいで序盤から主導権を握りたい。
【第2試合】広陵(広島)-高知(高知)
広陵は前チームでもエースを務め、甲子園も経験している最速148キロ右腕・高尾響投手(3年)が絶対的存在。高知は昨春センバツを経験した辻井翔大投手(3年)、平悠真投手(3年)の2枚看板。好投手対決となる。
【第3試合】京都国際(京都)-青森山田(山田)
京都国際は前回出場が決定していた2年前のセンバツは新型コロナウイルスが部内でまん延して出場辞退。無念の先輩達の思いを背負って大舞台に立つ。青森山田は吉川勇大内野手(3年)と、対馬陸翔外野手(3年)の主軸2人が木製バットを使用を示唆。今春から新基準の低反発バットに移行した中での新たな試みに注目が集まる。