父は元日本ハム守備職人 中央学院・飯山成夢が聖地で躍動「全国の舞台を楽しんでと」

 6回、中央学院・飯山は左前打を放つ(撮影・佐々木彰尚)
 勝利報告に向かう中央学院ナイン(撮影・佐々木彰尚)
 勝利を喜ぶ中央学院ナイン(撮影・佐々木彰尚)
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 「選抜高校野球・1回戦、中央学院7-1耐久」(20日、甲子園球場)

 中央学院・飯山成夢捕手(3年)が3打数3安打と躍動した。

 1-0の二回先頭ではカーブを捉えて左翼線二塁打をマーク。四回無死一塁では右前打を放って好機拡大させ「狙っていた球だったので、コースに逆らわずにバットを良い感じに落とせた」と納得の表情を見せた。六回先頭でも左前打を記録。捕手としても臼井と颯佐を好リードした。

 父は日本ハムで内野のユーティリティーとして存在感を示した飯山裕志氏。昨年まで新庄監督の下で内野守備コーチを務め、今年からはプロスカウトを務める。10歳だった2017年の引退試合には、成夢も花束を手渡した。「父はかっこいいの一言。野球へ取り組む姿勢をずっと見てきました」。大会前には連絡を取り「全国の舞台を楽しんで」と言葉をもらったという。父も、中央学院出身で立正大に進んだ兄・志夢(もとむ)外野手も果たせなかった聖地で、躍動した。

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