宇治山田商・中川が頭部死球で担架で退場 臨時代走送られ、そのまま交代 球場も騒然 「頭部打撲」と診断されチームに再合流

 3回、宇治山田商・中川は死球を受ける(撮影・佐々木彰尚)
 3回、死球を受け倒れ込む宇治山田商・中川(撮影・佐々木彰尚)
 3回、死球を受ける宇治山田商・中川春輝(撮影・石井剣太郎)
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 「選抜高校野球・1回戦、東海大福岡-宇治山田商」(21日、甲子園球場)

 場内が騒然となるアクシデントが発生した。三回2死。宇治山田商・中川春輝内野手(3年)が後頭部に直球が直撃する死球を受けた。

 当たった反動でそのまま倒れこみ、うずくまったまま起き上がれず。ヘルメットをかぶったまま担架に乗せられた。球場職員が運び、医師も付き添ってグラウンド外へ。臨時代走が送られた。

 投手は帽子をとったまま心配そうに治療の様子を見つめた。

 中川はそのまま交代となり、河村蒼太内野手(2年)が代わった三塁に入った。

 中川は西宮市内の病院で診察を受け、「左前頭部打撲」と診断された。医師の許可を得て、試合中のチームに再合流した。

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