青森山田の木製バット使用にネット騒然 高校通算70本塁打の元プロ野球選手「慣れたら木の方が飛ばしやすい」 吉川勇大が2安打と活躍

 「選抜高校野球・1回戦、青森山田4-3京都国際」(21日、甲子園球場)

 今大会から導入された低反発の金属バットへの対応が注目される中、青森山田の2選手が木製バットで試合に臨んだ。

 初回1死二塁の先制機会で、3番・対馬陸翔外野手(3年)が黒の木製バットで打席へ。内角直球に詰まって二飛に倒れた。さらに、1点を先制した直後の2死一塁では、5番の吉川勇大内野手(3年)も白い木製バットを使用し、こちらは初球を捉えて左前打を放った。吉川は九回にも三塁打を放って、サヨナラ勝ちを演出するなど4打数2安打と結果を残した。

 一般的に、遠くに打球を飛ばすには、硬い素材の金属バットの方が有利と思われるが、2005年の甲子園大会準々決勝で1試合3本塁打の離れ業を演じ、高校通算70本塁打を誇る大阪桐蔭出身で、元中日の平田良介氏は現役時代、「僕も最初は金属の方が飛ぶと思ってましたけど、バットをしならせることと、コツをつかめば、慣れたら木の方が飛ばしやすいんですよ」と語っていた。

 SNSでは早速、木製バットを使用する青森山田の選手に関する反応が表れ、「木製でヒット!」「青森山田やるやん」「いい体格してるから木製にも対応可能」といったコメントが集まっている。

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