侍・井端監督がセンバツを視察「ヒット1本が自信になってそれから打てるようになった」と自身の経験踏まえエール

 広陵-高知戦を観戦する侍ジャパンの井端監督(中央)
 視察する侍ジャパン・井端監督(撮影・石井剣太郎)
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 侍ジャパンの井端弘和監督が21日、甲子園球場で行われた選抜高校野球の1回戦を視察した。

 井端氏は「日本の野球を長いスパンで、5年後、10年後というものを見た時にこの世代がどうなっていくのか、というのを知っておかないとと思ってきました」と来場の目的を説明した。

 堀越高校時代に2度、甲子園の土を踏んだ経験を踏まえて、「まったく打てない選手だったんですが、ヒット1本が自信になってそれから打てるようになった。甲子園はそういう舞台。(出場選手も)1本のヒットや、1度のいいピッチングを将来につなげてほしい」と球児へエールを送った。

 気になった選手もいたようで、「ある程度イメージはしてますが、彼らが大学やプロでどれだけ伸びていくのか楽しみにしたい。(侍トップチームに)力があれば(高校生でも)入ってこれるようにはしたいけど、それよりも力を付けて長くプレーできるようになってもらいたい」と話した。

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