センバツ甲子園 大会5日目の見どころ 大阪桐蔭・西谷監督は歴代最多勝利タイに王手 地元・報徳学園も登場で好カード目白押し

 第96回選抜高校野球大会(甲子園)の22日・5日目の見どころを紹介する。

 【第1試合】神村学園(鹿児島)-作新学院(栃木)

 神村学園は昨夏甲子園4強メンバーが残り、経験豊富。作新学院は183センチ、92キロの体躯を誇るプロ注目の最速147キロ右腕・小川哲平投手(3年)に注目が集まる。

 【第2試合】大阪桐蔭(大阪)-北海(北海道)

 大阪桐蔭・西谷浩一監督は勝てば智弁和歌山・高嶋仁元監督に並んで甲子園歴代最多勝利「68」となる。エースの最速154キロ右腕・平嶋桂知投手(3年)らタレントぞろい。対する北海も昨夏甲子園16強メンバーが多数残っており、堅実な守備から勝機をつかむ。

 【第3試合】愛工大名電(愛知)-報徳学園(兵庫)

 1回戦の中で特段目を引く好カード。報徳学園は最速151キロの今秋ドラフト候補右腕・今朝丸裕喜投手(3年)が注目。前回大会は準優勝に終わり、雪辱の春が始まる。対する愛工大名電は昨秋公式戦で5割近い打率を残した3番・石見颯真外野手(3年)を中心とした強力打線が持ち味。

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