巨人・戸郷 開幕・阪神戦へ対策「もう始めてます」新聞や映像でデータ収集 オープン戦不調でも要警戒

 初めての大役に挑む巨人の戸郷翔征投手(23)が21日、開幕・阪神戦に向けた対策を開始したことを明かした。22日のオープン戦・楽天戦(東京ド)に先発予定。「結果が一番。いい結果で終わりたい」と、虎斬りリハで総仕上げに入る。

 「もう始めてます、ずっと。データを気にしながらやっています」。2週間後に迫る阪神との24年度初戦。戸郷は新聞、映像などで宿敵の状態をチェックしている。「昨年と変わらず、意識が高い」。オープン戦では最下位に沈むが、シーズンに直結しないと考える。

 中でも警戒は1、2番だ。「近本さん、中野さんは今まで通りの打撃をしてくる。結果が出ていない人も開幕すれば、より気持ちを入れてくる」。30打席連続無安打、打率・070に沈む中野だが昨年の姿を想定。徹底的に対策を練っている。

 キャンプからカットボール、ツーシームの完全習得に励み、新たにスライダーを決め球として試投するなど、配球の選択肢、投球の幅を広げるために試行錯誤してきた。「開幕で勝つことが一番。チームとしていい流れに乗りたい」と戸郷。開幕前“ラス投”はついに本番モード。結果だけを求めてマウンドに上がる。

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