智弁和歌山・高嶋仁前監督 自身の記録に並んだ大阪桐蔭・西谷監督を祝福「『気にせんとなんぼでも勝ち』って言うた」

 あいさつに向かう大阪桐蔭・西谷監督(撮影・佐々木彰尚)
 高嶋仁氏=2018年
 北海に勝利し、アルプススタンドへのあいさつを終えた西谷監督(中央)と大阪桐蔭ナイン(撮影・北村雅宏)
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 「選抜高校野球・1回戦、大阪桐蔭7-1北海」(22日、甲子園球場)

 大阪桐蔭が北海に快勝した。西谷浩一監督は甲子園通算勝利数を68勝とし、智弁和歌山・高嶋仁前監督の歴代最多記録に並んだ。

 高嶋氏が試合後に取材対応し、「記録は破られるためにあると思っていますから。1カ月ほど前に食事をした際に、西谷監督は申し訳なさそうにしていたので『気にせんとなんぼでも勝ち』って言うたんですよ」と明かした。

 西谷監督について「やっぱり人間性やと思う。選手が彼を慕う、信用する」と評価。「毎回、優勝できるチームに仕上げて甲子園に来る。それはマネできない。西谷監督があと10年くらいやったら、楽に100勝を超えるんじゃないかなと思いますね。彼には誰も抜けないような記録を作ってほしい」とエールを送った。

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