WBC優勝からちょうど1年 侍戦士が日米で活躍 ヤクルト・村上が適時打 レッドソックス・吉田も二塁打 宮城は6回無失点 大谷は米国へ帰国

 6回、村上が右前適時打を放つ(撮影・園田高夫)
 6回、二塁打を放つ吉田(共同)
 2回、中前打を放つ牧(撮影・中島達哉)
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 栗山英樹監督率いる侍ジャパンがWBC決勝戦で米国を下して3大会ぶりの世界一に輝いた2023年3月22日から、ちょうど1年。各チームが開幕まで残り3試合となる中で、侍ジャパン戦士が各球場で光り輝いた。

 WBC準決勝メキシコ戦で起死回生の同点3ランを放ったレッドソックスの吉田は、オリオールズとのオープン戦で左翼フェンス直撃の二塁打。

 DeNA・牧は日本ハム・伊藤との侍対決を制して中前打。一方の伊藤も六回途中2失点(1自責)ながら、7奪三振と初の開幕投手に向けて最後の登板を好内容で締めた。

 ソフトバンク・山川も四回にチーム初安打となる左前打。オープン戦打率・344と好調をキープしている。牧原も五回に右前打を放った。

 準決勝のメキシコ戦で逆転サヨナラを放ち、決勝の米国戦でも本塁打を放ったヤクルト・村上は五回の右前適時打を含むマルチ安打。山田も左前打に三塁内野安打のマルチ安打と活躍した。

 オリックス・宮城は6回6安打無失点。日本シリーズ第7戦で決勝3ランを浴びた阪神・ノイジーを3打席連続三振に仕留めるなど、ドジャースに移籍した山本の穴を埋める活躍が期待される。

 大会MVPに輝いたドジャース・大谷と、チームメートの山本は韓国での開幕2連戦を終え、チャーター機で米国に戻った。

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