ヤクルト 「高津ベール」で情報隠し 開幕投手&守護神は明言されず「秘密主義なの」
「オープン戦、西武2-3ヤクルト」(22日、ベルーナドーム)
ヤクルトの高津臣吾監督が、開幕1週間前になっても開幕投手を明言せず。高津ベールに包んだ。
覇権奪還を目指した開幕は1週間後の29日に迫るが、この日先発した最有力候補のサイスニードが6回2失点の好結果でも明言はせず。試合後には「開幕投手は言いません」とはっきり報道陣へピシャリ。「もうそれは予告だから、その時は言いますよ」と、開幕前日の予告先発発表時まで煙に巻く作戦だ。
また守護神についても明言を避けた。この日は九回に新外国人・エスパーダが務め、1回0封で締めくくった。この意味についても、「いや、考えてください、いろいろ」と不敵な笑みを浮かべた。
開幕1週間前で明言されているのは4番・村上と、この日「相手が嫌がる1番バッターっていう風に考えると、彼が収まるのが1番いいのかな」と話した1番・塩見のみ。その他の打順に関しても「明日になったらちょっと変わってるかもしれない」と濁した。
ここまで隠す理由を「秘密主義なの。高津ベールでいいよ」と笑い、開幕直前まで情報戦は続いていきそうだ。