顔面死球の阿南光・井坂が無事を強調「よけられなかった僕も悪い」「こんなところで代わるわけにはいかないと」

 室内で練習する阿南光・井坂琉星(撮影・石井剣太郎)
 打撃練習する阿南光・井坂琉星(撮影・石井剣太郎)
 練習を見守る阿南光・高橋徳監督(撮影・石井剣太郎)
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 「選抜高校野球」(23日、甲子園球場)

 19日に行われた豊川との1回戦で左頬に死球を受け打撲傷と診断された阿南光の主将・井坂琉星捕手(3年)が、チームメートとともに甲子園室内練習場で打撃を中心に汗を流した。

 試合翌日は休養を取り、その後はチームに合流。痛みや腫れは数日で引いたといい、この日も目立った外傷はなかった。「大丈夫です。次の試合は全然問題ない」と熊本国府との2回戦に臨む。

 死球を受けた時の状況について「びっくりしました。当たった瞬間はぼーっとした状態だったんですけど、試合に戻っていた時はいつも通りでした」。高橋徳監督からは出場を止められたが、「手当もしてもらって出られる状態だった。キャプテンとして、こんなところで代わるわけにはいかないという気持ちもあったので、最後まで出たいですと言いました。相手もわざとじゃないので、よけられなかった僕も悪い」と振り返った。

 中学時代からバッテリーを組むプロ注目右腕・吉岡暖投手(3年)の女房役でもある。次戦へ向けて「チームも状態。守備からリズムを作って攻撃につなげていきたい」と意気込んだ。

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