日本航空石川 2日順延で仕切り直し 能登の高校と思いを共有

 練習を見守る日本航空石川・中村監督(撮影・石井剣太郎)
 室内で練習する日本航空石川・蜂谷逞生(奥)=撮影・石井剣太郎
 室内で練習する日本航空石川ナイン(撮影・石井剣太郎)
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「選抜高校野球」(24日、甲子園球場)

 天候不良が予想されるため、予定されていた1回戦1試合と2回戦2試合が2日連続で中止。25日に順延となった。

 2日続けて順延となった日本航空石川は甲子園の室内練習場で体幹トレーニングなどをして調整した。中村隆監督(39)は「今日はやれるかなと、昨日から準備をしてきたが、天候には勝てない。少しでもいい状況でやれればと思っているので切り替えて備えたい」と仕切り直しを誓った。この代のチームも自身の監督経験でも2日連続で公式戦が流れるのは初めてという。「体重が増えている選手が多くて体のキレが心配。この後、体に刺激を与える練習をやります」と話した。

 前日から震災被害の大きかった能登地方の高校野球部が甲子園に来場しているが、まだ勇姿を見せることができていない。「実際に試合を見ていただいて、高校野球に対する気持ちが前向きになったり、甲子園に対する気持ちが湧いてくれたりするとありがい。明日も泊まって見てくれるかどうかは分からないが、そういう時間を共有できればと思う」と、地元の仲間たちと甲子園の経験をともにすることを誓った。

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