星稜 山下監督が一肌脱いだ 自ら打撃投手を務めて雨に泣く選手を鼓舞 約100球の熱投
4枚
「選抜高校野球」(24日、甲子園球場)
天候不良が予想されるため、1回戦2試合と2回戦2試合が2日連続中止となり、25日に順延。昨秋神宮王者の星稜は室内練習場で打撃練習などをして汗を流した。
試合に向けて気持ちを高ぶらせていた選手達にとっては、落胆の雨。部員のために一肌脱いだのは山下智将監督だ。「生徒たちはやりたかったなと気持ちも沈んでいた。気持ちを入れるために投げました」と自ら打撃投手を務め、約100球を投じた。冬場も打撃投手として毎日4、500球投じていたという指揮官。「私は全然大丈夫です」と涼しげに笑った。
次戦は洗平ら好投手を擁する八戸学院光星と対戦。「見れば見るほど良いピッチャー。調子のいい選手を使っていきたい」と意気込んだ。