楽天・今江監督「いろいろありましたけど、いい形」 沖縄練習試合1分け6敗からオープン戦4位「勝ったら勝ったで不安」
「オープン戦、巨人6-7楽天」(24日、東京ドーム)
楽天は逆転勝ちで。オープン戦を9勝6敗2分けの4位で終えた。今江敏晃監督は「キャンプの時はいろいろありましたけど、今の段階ではいい形できている」と手応えを口にした。
1カ月前はどん底だった。沖縄での練習試合は、なかなか投打がかみ合わず1分け6敗と勝ちなし。「初めは勝てない時期があって、勝てるのかなという時があった」と苦悩の日々を振り返ると同時に、「勝ったら勝ったで不安になるというのもあります」と笑った。
特に指揮官が評価したのが、リリーフを中心とした投手陣の働きだ。「中継ぎがレベルの高いところで争いをしてくれたのが収穫」と話すように、全体的に安定感があった。結果として、パ・リーグではオープン戦1位のチーム防御率2・34をマークした。
最後のテストを終え、開幕まで1週間を切った。今江監督は「シーズンに入らないと分からないところはある。ゼロからのスタートになるので、しっかり詰めるところを詰めていきたい」と表情を引き締めた。