中日 サヨナラで6連勝締め!オープン戦1位タイ 立浪監督上機嫌「勝つ味を覚えていかないと」
「オープン戦、中日2-1ロッテ」(24日、バンテリンドーム)
中日は逆転サヨナラ勝ちを収め、1分けを挟んで6連勝でオープン戦を締めくくり、ソフトバンクと並んで2003年以来21年ぶりに1位となった。シーズンに弾みをつけ、立浪監督は「勝つ味を覚えていかないと。好結果が出たことは、大いに自信にしてもらいたい」と上機嫌だった。
0-1の九回、台頭した4年目の三好が二塁打で口火を切る。2年目の田中が1球目でバントを成功。ここで「切り札」として期待される代打の中島が勝負強く同点の中前打を放ち、新加入のディカーソンの犠飛で勝利をつかみ取った。
中島は「オープン戦最後の打席で打点を挙げることができて良かった」と興奮気味。右肩炎症の岡林、不振の石川昂らそろわないピースの代わりに、他の選手が目の色を変えてプレーした。監督は「層が厚くなってきた」と競争を歓迎。2年連続最下位からの巻き返しの準備はできた。