オリックス・山下舜平大 26日に総仕上げ 前回登板の反省生かす「一人の打者に球数を使いすぎずに投球できたら」
開幕2カード目、4月2日・西武戦(ベルーナ)での先発が決定的なオリックス・山下舜平大投手(21)が、26日のウエスタン・阪神戦(杉本商事)で総仕上げに入る。
19日・DeNA戦(横浜)では、4回2/3を7安打3失点(自責2)。3四球を許し、クイック等の課題も明確となった。登板後の映像を確認した山下は「この前は変化球があんまり良くなかった。一人の打者に球数を使いすぎずに投球できたら」とテーマを設定した。
昨年8月26日・ロッテ戦後に腰椎分離症で離脱して以降、リハビリを経て着実に段階を踏んできた。6日の侍ジャパン強化試合・欧州代表戦では159キロを計測。昨年より体重を5、6キロ増量させ、105キロ前後を維持した中で、力強さの増した球を投げ込んでいる。
開幕前のラスト登板で、不安要素を拭い去りたいところ。「(開幕へ)ワクワクします。ただ、目の前のことというか、時間は限られているので、しっかり準備していきたいです」。2桁勝利&1軍での1年間ローテ完走を目指す一年へ。最終確認のマウンドに上がる。