「選抜高校野球・２回戦、中央学院７－６宇治山田商」（２７日、甲子園球場）

　中央学院（千葉）が序盤のリードを守り切って宇治山田商（三重）を下し、春夏を通じて初の８強入りを果たした。

　打線は二回１死一、三塁で臼井の中犠飛で１点を先制。三回に３点、四回にも３点を追加し、一時は７点をリードした。

　投手陣は先発の臼井は５回２／３を４失点。六回途中から救援した２番手の颯佐は３回１／３を２失点だったが、最後までリードを守り切った。相馬監督は「颯佐がよく頑張ってくれた。だいぶホッとしています。（学校として初の８強だが）まだまだ勉強中のチーム。なんとか勢いをつけていきたい」と話した。

　宇治山田商は四回に１点を返すと、六回に小泉の中前適時打などで３得点。八回にも２点を返して１点差まで追い上げたが、及ばなかった。