木製バットならではの景色 青森山田・対馬のバットが真っ二つ 昨秋から使用「低反発より飛ぶなって」

 4回、青森山田・対馬のバットが折れる(撮影・持木克友)
 4回、青森山田・対馬の木製バットが折れ、遊撃手の失策で出塁する
 4回、青森山田・対馬の木製バットが折れ、遊撃手の失策で出塁する
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 「選抜高校野球・2回戦、広陵-青森山田」(27日、甲子園球場)

 木製バットの宿命か。両軍無得点で迎えた青森山田の4回の攻撃。木製バット使いの先頭打者・対馬は6球目、外に逃げる変化球を引っかけたものの、遊撃手のファンブルで出塁。バットの先で捉えたことが影響したか、根元から真っ二つに折れた。金属バットを使う高校野球ではあまり見られない光景だった。

 今春からの飛ばない“新基準バット”が球児の頭を悩ませる中、対馬は昨年11月から木製バットを使用することを決めた。「自主練で木製を使っている分その感覚で、打席に入ったら『低反発より飛ぶな』って感じで」。センバツに向けては1本5000円する鈴木誠也モデルの木製バットを10本持参。すでに大会前の練習では2本折ったという。

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