大阪桐蔭 西谷監督が歴代1位の甲子園通算69勝 高嶋仁氏の記録を抜く「私の数字ではなく、先輩たち、選手の数字」

 ベンチから指示をだす大阪桐蔭の西谷監督
 1回、選手に指示を出す大阪桐蔭の西谷監督
 5回、ランニング本塁打を放つ大阪桐蔭・境
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 「選抜高校野球・2回戦、大阪桐蔭4-2神村学園」(27日、甲子園球場)

 神村学園を逆転で下した大阪桐蔭・西谷浩一監督が甲子園通算69勝目とし、歴代単独1位に立った。この試合前まで智弁和歌山などを率いた高嶋仁氏の記録に並んでいた。

 ベンチから「低く、低く」というジェスチャーを打者に送りながら、采配をふるった西谷監督。チームは先制されたが、すぐに同点へ追いつき、三回に徳丸の適時打で勝ち越しに成功。九回、連続二塁打で2点差に迫られなおも無死二塁の場面ではすぐさま伝令を送り、チームを落ち着かせた。勝利の瞬間は力強く手をたたいた。

 勝利監督インタビューでは「神村学園さんは勢いがあって、その勢いには負けたくないと思って」と振り返った。継投策もはまり「中野は上級生合わせても一番気持ちが強い子。魂を込めて投げてくれました」とたたえた。

 高嶋仁氏を超え「もう何度も言いますけど、私の数字ではなく、先輩たち、きょう戦った選手の数字。大阪桐蔭の数字です」と語った。継投については「明日があるから温存というのは1%もありません」と語り、境のランニング本塁打は「状態が悪くなりかけてたけど、いい形でゲームに入ってくれた」と目を細めていた。

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