NHK高校野球中継の解説で奇跡 大阪桐蔭・西谷監督の初勝利と新記録の解説者が同じ川原崎氏「100勝近くまで」異例の言葉も

 準々決勝進出を決め手を叩く大阪桐蔭の西谷監督
 5回、本塁打を放った大阪桐蔭・境(9)を迎える西谷監督(右)=撮影・石井剣太郎
 勝利を決めた瞬間、手を叩く大阪桐蔭・西谷監督(撮影・石井剣太郎)
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 「選抜高校野球・2回戦、大阪桐蔭4-2神村学園」(27日、甲子園球場)

 大阪桐蔭の西谷浩一監督が甲子園歴代最多の通算69勝をマークした。NHKの高校野球中継でこの試合の解説を務めた川原崎哲也氏は、数奇な運命を明かした。

 西谷監督が甲子園初勝利を挙げた2005年の夏の甲子園、春日部共栄戦でも解説を務めていたという川原崎氏。初勝利と歴代1位に立つ69勝目を挙げたゲームを解説するという奇跡に「巡り合わせでね、初勝利を解説させてもらって、きょう新記録も解説させてもらってね」と川原崎氏は明かした。

 「19年間で69勝。西谷監督はまだまだお若いので、普通にやれば本当に100勝に近づくところまで。本当に素晴らしいこと。誰もができることではありませんし。この記録が抜けるのか、我々も注目したいですけど、見事な勝利としか言いようがない」と異例の言葉を発した川原崎氏。西谷監督は記録について「何度も言いますが、私の数字ではなく、歴代のOBたちと、きょう頑張った選手たちの数字」と語っていた。

 川原崎氏は社会人野球・三菱自動車京都などで活躍した実績を持ち、長くNHKの高校野球中継で解説を務めてきた。冷静で選手目線の解説に定評がある。

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