日本ハム 高卒6年目の田宮が初の開幕マスク当確「いよいよだなと感じています」故郷千葉で「緊張せずにしっかりプレーを」
高卒6年目の田宮裕涼(ゆあ)捕手(23)が、初の開幕1軍&開幕スタメンの座を確実にした。27日、開幕戦が行われるZOZOマリンスタジアムで練習。マウンドで試投する開幕投手・伊藤の球を受けて、球筋をチェックした。
千葉の成田高出身。敵地ながら開幕戦は高校時代もプレーした故郷の地。「緊張はしているんですけど、ちょっと気楽になっちゃう。マリンなのですごい緊張せずしっかりプレーできるのかなと思います」と笑顔を見せた。
昨季はシーズン終盤の10試合のみ1軍出場した。その間「ゆあビーム」と呼ばれる強肩で再三盗塁を刺し、打撃でも打率・258、楽天・田中将から本塁打を放つなど結果を残してつかんだポジション。「あの10試合がなければ開幕にいれるかも分からなかったので。あの10試合が人生を分けてもいいアピールだった」と振り返る。
同期の万波、野村、吉田輝星らが1軍でデビューする中、じっくり育ってつかんだ開幕の舞台。「開幕1軍がなかったので、いよいよだなと感じています」と声を弾ませた。