センバツ 準々決勝で阿南光の吉岡が神宮王者の星稜に挑む 2戦連続2桁奪三振の好投手 第4試合は大阪桐蔭-報徳学園
第96回選抜高校野球大会は28日で9日目を迎える。準々決勝4試合の見どころを紹介する。
【第1試合】星稜(石川)-阿南光(徳島)
春は初の4強入りを目指す星稜は、ここまで2試合連続で安打を放っている中島幹がバットで勝利を呼び込む。春夏通じて初の4強入りを狙う阿南光はエース右腕・吉岡に注目。ここまで2試合連続で2桁奪三振をマークしている好投手の快投に期待がかかる。
【第2試合】高崎健康福祉大高崎(群馬)-山梨学院(山梨)
健大高崎は、投手陣は左右の二枚看板が安定。打線は代名詞の機動破壊で得点を狙う。山梨学院は2回戦で1番から7番まで安打をマークするなど、打線が好調。健大高崎の好投手を打ち崩し、関東対決を制す。
【第3試合】中央学院(千葉)-青森山田(青森)
中央学院は2試合連続2桁安打と打線が好調。2回戦では走者が積極的に次の塁を狙うなど、機動力を生かしながら得点を重ねた。2試合連続サヨナラ勝ちの勢いに乗る青森山田は、関&桜田の二枚看板を軸に粘り強く守り抜き、攻撃の流れをつくる。
【第4試合】大阪桐蔭(大阪)-報徳学園(兵庫)
両チームともに2回戦で主戦投手の温存に成功しているだけに投手戦が予想される。そんな中でも、大阪桐蔭は2回戦ではランニング本塁打を含む4打数3安打と大暴れした1番・境がこの試合も切り込んでいく。対する報徳学園は単打でつないで確実に得点を重ねていく。