巨人・阿部監督「やってやろうじゃねぇか!!」岡田監督の先制“口撃”にタジタジもV奪回宣言、キーマンは4番

 サムアップで笑顔の阿部監督(撮影・金田祐二)
 キャッチボールで汗を流す阿部監督(撮影・金田祐二)
 前日会見でポーズを決める岡田監督と阿部監督(撮影・田中太一)
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 巨人の阿部慎之助監督(45)が28日、東京ドームで阪神・岡田彰布監督(66)と監督会見に臨んだ。

 会見では今季、巨人を最大のライバルと警戒する岡田監督が先制“口撃”。開幕3日前に電撃退団した新外国人・オドーアについて「一番要注意は新外国人だと思ってたんですけど…。ちょっとなんかね、ちょっとねえ、拍子抜けして」とチクりとやった。

 これには阿部監督も苦笑いを浮かべ、返す言葉もなくタジタジになったが、「プロ野球をやってる以上、優勝、日本一・どこのチームも同じ目標を掲げていると思います。そこは変えずに1年間、僕もブレずにやっていきたい」と決意を語った。

 電撃退団にはなったが、オドーアは開幕メンバーから構想外。残ったとしても計算には入れていなかった。打線のキーマンには4番・岡本和を指名。「やっぱり4番じゃない。力むだろうからね」とし。「力んだ中でどう精神的に自分をコントロールして、結果を出せるかどうかだと思う」と軸として期待を寄せた。

 阪神との開幕戦は15回目。過去14戦は6勝7敗1分けと、五分の戦いを続けてきた。一方で球団として、開幕カードは11年連続勝ち越し中と、好データも背中を押す。監督就任初年度のリーグ優勝なら川上哲治、藤田元司、原辰徳に次ぐ4人目。「選手に伝える言葉は、やってやろうじゃねぇか、でしょうね。それしかない」と指揮官。巨人軍の歴史に名を刻む戦いが始まる。

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