楽天 開幕投手の早川 高校以来の今井との投げ合いへ「特別な一戦ということで投げ勝ちたい」
29日に自身初の開幕投手を務める楽天・早川隆久投手が、西武の開幕投手で高校以来の対戦となる今井に「いろいろ知っている仲ではありますけど、明日は特別な一戦ということで投げ勝ちたい」と対抗心を燃やした。
同学年の二人は高校3年夏の甲子園・準々決勝で投げ合った。その際は作新学院の今井が木更津総合の早川に投げ勝っていた。その後の高校日本代表ではチームメート。互いをよく知っている。8年の時を経て、プロでの初の投げ合いはオープニングゲームとなった。
左腕は「たっちゃん(今井)は高卒ドラ1で入って、その存在があったので自分も大学で頑張ってプロを目指そうというきっかけになった」と刺激を受けていたことを明かした。「世代を代表してきたピッチャーなので、やっとこういう大きな舞台で投げ合えることは感慨深い」と語った。
またこの日は、報道陣から負けないところを聞かれた際「左利きってところくらい」と冗談を飛ばすなどリラックスした様子だった早川。「勝ちにつながるようなピッチングを見せられれば」と力を込めた。