センバツ 死のブロックを勝ち抜いた報徳学園は決勝進出なるか 神宮王者の星稜は日替わりヒーローが誕生
第96回選抜高校野球大会は30日に10日目を迎える。準決勝2試合の見どころを紹介する。
【第1試合】星稜(石川)-高崎健康福祉大高崎(群馬)
星稜は石川県勢初の春4強入り。ここまでは準々決勝で公式戦初先発初完封した背番号「18」の戸田慶星投手(2年)ら背番号2桁選手がヒーローに輝き、主力以外の伏兵の活躍に期待が懸かる。高崎健康福祉大高崎は今秋ドラフト候補の箱山遥人捕手(3年)が準々決勝で3打数3安打と大暴れ。主将としてのリーダーシップにも注目が集まる。
【第2試合】中央学院(千葉)-報徳学園(兵庫)
中央学院は背番号1のエース・蔵並龍之介投手(3年)が準々決勝で今大会初登板し8回途中1失点と好投。投手陣の柱が復活し、大会終盤で戦力に厚みが増した。報徳学園は準々決勝で西の横綱・大阪桐蔭を2年連続で撃破。愛工大名電など強豪ぞろいの“死のブロック”を勝ち抜いた勢いに乗り、一気に頂点まで駆け上がりたい。