DeNA ドラフト1位・度会にハマスタの洗礼 菊池のライナーが照明と重なるハプニング 落球して記録はヒットに
「DeNA-広島」(29日、横浜スタジアム)
DeNAのドラフト1位・度会隆輝外野手が、いきなりハマスタの洗礼に襲われた。
初回の守備、広島・菊池が放った痛烈なライナーに対して前進したが、打球と照明灯が重なった。ボールが見えない状況の中、体勢を崩しながら捕球を試みるも、打球はグラブに当たって芝生に落ちた。
記録はヒットとなり、度会は東に向かって謝るような仕草を見せ、表情をゆがめた。過去にも横浜スタジアムでは右翼の守備位置で低いライナー性の打球が照明とかぶるハプニングが起こっており、ドラ1ルーキーもその“洗礼”を浴びる形になってしまった。
それでも2死一、三塁のピンチで坂倉が放った左翼線への打球に佐野がダイビングキャッチ。マウンドの東はガッツポーズを繰り出し、球場は大歓声に包まれた。ルーキーのミスを先輩がきっちりとカバーし、無失点で立ち上がった。
一回のプロ初打席は大声援の中、打席に入った度会は、九里が投じた初球のスライダーを空振り。2球目の外角スライダーをとらえたが、二塁・菊池がさばき二ゴロに倒れた。