オリックスは黒星スタート 宮城力投も山川に決勝被弾 有原対策オーダーも打線は攻めきれず
「オリックス1-3ソフトバンク」(29日、京セラドーム大阪)
2020年年以来、4年ぶりの本拠地開幕となったオリックス。敵地開催の22年、23年は開幕戦で勝利してきたが、この日は惜敗に終わった。
自身初の開幕投手を務めた宮城は“奮投”した。初回に柳田の犠飛で先制点を献上したが、二回以降は気合のこもった投球で簡単に得点を許さず。相手先発・有原との投手戦を演じていた。
悔しい一投となったのは七回。先頭の山川にカウント1-1から投じた150キロ直球を完璧にはじき返され、打球は右中間席にズドン。勝ち越しの1号ソロを打たれ、呆然とするしかなかった。
その後、甲斐に適時打を許したところで降板。6回1/3を投げ6安打3失点と先発投手として試合は作ったが、自身に白星を挙げることはできなかった。
打線は1点を追う初回に、昨季有原との対戦打率・438をマークした宗が左翼線へ同点適時打を放ち、すぐに試合を振り出しに戻した。
しかし、二回以降は走者を出しても有原から得点を奪うことができない。昨年、有原と相性の良かった森、頓宮、宗のクリーンアップを組んだが、完璧に機能することは出来なかった。