楽天は完封負け 今江監督は初陣飾れず「早川に申し訳ない」天敵の西武・今井に10連敗の屈辱
「楽天0-1西武」(29日、楽天モバイルパーク)
楽天は先発の早川が好投も、打線が沈黙し零敗。西武・今井に対し10連敗。今江監督初陣は黒星となった。指揮官は「得点圏にすら行けなくて、なかなか打ち崩せなかった。早川に申し訳ない」と振り返った。
打線がまた天敵にやられた。西武・今井の力強い直球と鋭い変化球の前に突破口を見いだせず。7回までわずか2安打で11三振を喫した。
自身初の開幕投手となった、楽天・早川は序盤からリズムのいい投球で投げ進めた。しかし、八回、2死二塁のピンチで外崎に先制の適時三塁打を許し、7回2/3を1失点で今季初黒星となった。それでも今江監督は「いいピッチングをしてくれた。次に生かせると思う」と評価した。
得意の相手を完璧に封じ込めた。こちらも自身初の開幕投手となった西武・今井は、昨季7戦6勝など、相性のいい楽天に対し、堂々のピッチング。7回2安打で二塁を踏ませなかった。これで21年から対楽天10連勝となった。