ロッテ 開幕投手の小島が5回5安打3失点「先に失点してしまったので悔しい」
「ロッテ-日本ハム」(29日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテの開幕投手・小島和哉投手(27)が5回89球を5安打3失点とした。「立ち上がりもうまく入れたので投げてる感じもよく、球自体は悪くなかったと思います。先に失点してしまったので悔しいです」と振り返った。
初回、先頭・松本剛を中飛に仕留めると、後続はスライダーで2者連続空振り三振と上々の立ち上がり。0-0の二回は、先頭・マルティネスに、四球を与えたが、続く野村は遊撃への併殺打とした。2死からレイエスは134キロのフォークで空振り三振に斬った。
だが、0-0の三回。先頭・水野に143キロの直球を中越えの三塁打とされると、制球に苦しみ奈良間には8球を投げ四球。無死一、三塁から田宮に131キロのスライダーを中前適時打とされ、先制点を献上した。無死一、二塁とピンチは続き、松本剛のバントを自らの野選で三塁に送球し、オールセーフに。無死満塁からはスティーブンソンに二塁への併殺打の間に追加点を許し、2失点した。
四回は無失点としたものの、五回にも1死二塁のピンチを招き、松本剛に左中間への適時三塁打。悔しさは残ったが、吉井監督からの課題である「ゲームの半分以上を投げる」ことは達成し、マウンドを降りた。