中日が痛恨の逆転負け ロドリゲスの凡プレーから一挙5失点の悪夢 新打線機能も立浪監督は厳しい表情に変わる
「ヤクルト7-4中日」(29日、神宮球場)
中日がまさかの凡プレーで逆転を許し、黒星発進となった。
中田翔の移籍後初アーチ、復活にかける高橋周の2本のタイムリーなど完璧な流れで迎えた八回だった。先頭・村上の飛球を遊撃のロドリゲスが落下点に入りながらも見失って近くにポトリ。その間に二塁を陥れられ、1死走者無しが一転して無死二塁となった。
その後、サンタナに同点適時打を浴び、暴投で勝ち越しを許した。さらに青木のタイムリーなどで一挙5失点。先発の柳が六回途中2失点にまとめると、2番手の勝野も好リリーフを見せた。直後に高橋周の勝ち越し適時打が飛び出すなど最高の展開だっただけに、ロドリゲスの落球が悔やまれる。
九回には無死満塁から中田翔が左中間へ大飛球を放つも、ヤクルト・西川の好守に阻まれた。新戦力がしっかりと機能していた中、痛恨のゲームとなってしまった。
試合序盤は笑みを浮かべていた立浪監督も終盤は厳しい表情に。まさかのミスで痛い一敗となった。