新庄監督 初の開幕白星で爆笑会見「ヨッシャー!」初貯金に「1位だもん、気分いい」快投の伊藤大絶賛「安心感だらけ」
「ロッテ1-4日本ハム」(29日、エスコンフィールド)
日本ハムは快勝。新庄政権3年目にして開幕戦初白星となった。
会心の勝利に新庄監督は高笑いしながら報道陣の前に現れ、「ヨッシャー!」と雄たけび。高笑いを響かせ、「いやあ、良かったねえ。一回からの伊藤君のオーラ、落ち着きが去年と違う。安心感だらけ」と、快投の伊藤を絶賛した。
開幕投手を務めた伊藤は6回101球を投げて4安打無失点。スプリットを効果的に9奪三振を奪う好投を披露した。指揮官は「今日の伊藤君はでかく見えた」と満足げにうなずいた。
打線は三回に田宮の適時打などで2点を先制。五回には松本の適時三塁打で加点した。六回にはレイエスに来日1号ソロが飛びだし、加点した。
球団としては5年ぶりの開幕勝利。この話題には「5年前はおれ、バリにいたから。バリで犬の散歩してたんで」と爆笑を誘った。
格別の開幕戦勝利に「今日負けてたら143分の1と言ってたけど、この1勝はめちゃくちゃでかい。本当にでかい。ふたつ用意してた。僕を監督にしてくれた恩返し、責任を果たしますよと思っていたので今日の一勝は嬉しくて仕方ない」と満面の笑み。指揮官にとっては初の貯金に顔を覆って喜びを表現し、「おおっ!最高だね。1位だもん。気分いい」とうなずいた。
会心スタートに爆笑会見となったが、「もうちょっと待って。まだ1試合。もうちょっと待ってくれたら俺も乗ってくるから」と引き締めることも忘れず。「この20試合が大事になってくる。この若い子達がすごい成績を残せばノリノリで突っ走って行ってくれると思うんですよ」と次戦へ視線を向けた。