DeNA・度会 頭部死球からのプロ初盗塁→先制ホーム 元気な姿見せるもファン心配「無理しないで!!!」「正直安静に」トレンド入り
「DeNA-広島」(30日、横浜スタジアム)
DeNAのドラフト1位・度会隆輝外野手が初回の第1打席で頭部死球を受けた。広島・黒原は退場処分となり、球場は一時騒然となったが、直後にプロ初盗塁を決めて先制のホームを踏んだ。
初回、黒原が投じた3球目だった。すっぽ抜けたストレートが頭部付近を襲った。度会は懸命によけようとしたが、ヘルメットの右当て部分を直撃。その場に倒れ込み、慌ててベンチからトレーナーが飛び出した。
球場は怒号が飛び交うなど一時騒然となったが、度会は自力で歩いてベンチへ。その後、一塁ベースへ戻る際には大きな拍手がわき起こった。ダメージも考慮される中、ここから度会が驚きの行動を見せた。
佐野の打席で鮮やかにプロ初盗塁を成功させると、遊ゴロ間に三塁へ進んだ。さらに牧の中前適時打で先制のホームを踏み、貴重な1点をチームにもたらした。死球の影響をみじんも感じさせないプレーぶりだったが、Xでは「度会大丈夫?」がトレンド入り。「度会無理しないで!!!」「大丈夫か?」「正直安静にしてほしい」といった声が多く集まっていた。