オリックス 2戦目で今季初勝利 エスピノーザが来日初先発初勝利 セデーニョ1号V2ラン マチャドが162キロマークと助っ人トリオが活躍
「オリックス2-0ソフトバンク」(30日、京セラドーム大阪)
オリックスは開幕2戦目で今季初勝利し、京セラドームに詰めかけた超満員のファンが沸いた。
来日初登板初先発のエスピノーザが好投した。最速156キロの速球に、チェンジアップやスライダーをうまく操りソフトバンク打線を翻弄(ほんろう)。4四球を与えたが、6回2安打無失点と要所を締める投球で付けいる隙を与えなかった。来日初登板初先発での初勝利をマークした。
八回からはマチャドが来日初登板。1死で相対した牧原大の3球目が162キロをマークし、場内をどよめかせた。周東には161キロ直球で見逃し三振。最後も代打・中村晃を空振り三振に仕留めた。九回は平野で締めくくった。
打線ではセデーニョが一振りで決めた。両軍無得点の五回1死一塁。カウント2ボールからのファーストストライクを狙った。高めの152キロ直球を強振。打球は右中間方向に伸びていき、ギリギリ客席へ飛び込んだ。
ベンチに戻ると、カメラに向かってマッスルポーズも披露。「(相手投手に)すごくいいピッチングをされていましたし、とにかく振り負けないように、しっかりと弾き返すことだけ考えていました。なんとかスタンドまで届いてくれてよかったです!」とコメントした。
敗戦した前夜、中嶋監督は「開幕は143分の1だと思いますし。まだ1試合しか終わっていない」と強調していた。この勝利で弾みを付け、常勝軍団が白星を積み重ねていく。