ロッテの先発・種市が6回2安打無失点8Kの快投「いいスタートが切れた」
「ロッテ-日本ハム」(30日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテの種市篤暉投手が先発し、6回102球を2安打無失点、8奪三振と好投した。最速は154キロをマークした。「最低限6回投げることができて良かったです。2024年シーズン最初の登板としてもいいスタートが切れたと思うので、次の登板もしっかりしたいと思います」と振り返った。
初回から、140キロ前半のフォークがさえ、3者連続三振と圧巻の立ち上がり。二回以降もフォークとスライダーで三振の山を築いた。三回にはこの日初めて得点圏に走者を置いたが、無失点に抑えた。
0-0の四回は、先頭から2者連続四球と制球が乱れたが、野村はフルカウントから152キロ直球を低めギリギリに投げ込み見逃し三振。続くレイエスはフォークで空振り三振に仕留め、グラブをたたきうなずいた。最後は水野を投ゴロに打ち取り無失点。粘りの投球を見せた。
5回を投げ終えた時点で球数は95球に達していたが、2-0の六回も続投。疲れを見せることなく7球で三者凡退に料理した。