巨人 岡本和&坂本アベック連弾で難敵・大竹を攻略 坂本「去年、やられっぱなしだったから」
「巨人5-0阪神」(30日、東京ドーム)
記録的な巨人連勝は「キーマン」2人がド派手に決めた。0-0で迎えた六回、4番・岡本和真内野手(27)の1号2ランで待望の先制点を奪うと、続く坂本勇人内野手(35)が息の根を止める特大弾。阿部監督が最も信頼を置く「O」「S」アベック弾で難敵・大竹を攻略した。
「去年のチャンピオン。この3連戦が大事だと思っていた」。試合後、興奮気味に振り返ったのは4番だ。守備でも四回1死一、三塁のピンチで、一塁線に飛んだ浅い飛球をダイビングキャッチ。開幕戦の梶谷に続く好守に「一緒にしちゃダメ。あっちのがだいぶ難易度が高い」と笑う。チームのムードも最高潮だ。
豪快な一発で続いた坂本も「去年、やられっぱなしだったから」と開幕カードの意義を語る。「この三つやられっぱなしだと、相手も楽に戦える。また明日、三つ目を取れるようにやるだけです」。勝ち越しではなく、目指すのは3連勝。借りはキッチリお返しするつもりだ。