ヤクルト 俊足武器の岩田が支配下登録「母がまたケガ?」から「泣いてくれた」次なる野望は神宮への招待

 支配下登録された岩田(撮影・西岡正)
 走塁練習する岩田(撮影・西岡正)
 支配下登録となり、会見する岩田(撮影・西岡正)
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 ヤクルトは31日、育成選手の岩田幸宏外野手(26)と支配下選手契約を結んだことを発表した。背番号は「024」から「64」に変更された。

 ここまで度重なるケガに泣かされてきたが、ついにつかんだ2桁の背番号。昨日のうちに両親へ報告したといい、「グループラインで『ちょっと報告あるよ』と言ったら、母親が『またケガしたんか』と言っていたので、電話して支配下になったよ、と。泣いてくれたのでよかったです」と話した。

 応援してくれる家族のためにも、ここからがスタートだという思いを強調した岩田。「オープン戦で甲子園には招待できたんですけど、1軍の舞台でシーズン中に神宮には招待したいと思ってるんで、それがちょっとは近づいた。まだまだ頑張らないといけないんですけど」と次なる“野望”も見せ、笑みを浮かべた。

 岩田は俊足が武器の外野手で、東洋大姫路からミキハウス、BC・信濃を経て21年育成ドラフト1位でヤクルトに入団した。今季はイースタン・リーグに8試合に出場し、打率4割、1本塁打、2打点、2盗塁と好調だった。

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