健大高崎が春夏通じて初の甲子園V 選手が歓喜の涙 20年ぶり2年生投手のみの継投でトーナメント勝ち抜く 群馬県勢は春初制覇

 「選抜高校野球・決勝、高崎健康福祉大高崎3-2報徳学園」(31日、甲子園球場)

 高崎健康福祉大高崎が春夏通じて初優勝を果たした。群馬県勢としても春初優勝の快挙となった。

 初回に2点を失ったが直後にすぐさま反撃。2死一、二塁から5番・森山竜之輔内野手(3年)が左中間を破る2点適時二塁打で同点に追いついた。2-2の三回には先頭の1番・斎藤銀乃助外野手(3年)が右翼線への三塁打でチャンスメーク。1死後に3番・高山裕次郎内野手(3年)が右前適時打を放って勝ち越しに成功した。

 投げては全日の準決勝に続いて2試合連続で先発を任された石垣元気投手(2年)が好投。3-2の六回には無死一、三塁と最大のピンチを迎えたが、6番から空振り三振、三ゴロ、見逃し三振で切り抜け、本塁を踏ませなかった。

 健大高崎は、今大会は初戦からエースの佐藤龍月投手(2年)と石垣の2人が登板。3年生投手の登板なしでの優勝は04年済美以来20年ぶりとなった。校歌斉唱後、健大高崎ナインはグラウンドで号泣。感動の涙となった。

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