ロッテ・佐々木朗希は5回95球6安打1失点で降板「最低限の仕事はできた」この日の最速は159キロ

 「ロッテ-日本ハム」(31日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテ・佐々木朗希投手が先発し、5回95球を6安打1失点だった。「最低限の仕事はできたと思いますが、まだまだ良くなる改善点があるので次の登板にいかしたいです」と振り返った。

 初回は、2死から万波に遊撃へ内野安打を許したが、わずか8球で無失点にまとめた。二回は、先頭・郡司をフォークで空振り三振、レイエスをスライダーで見逃し三振に斬った。続く田宮には7球粘られたが、8球目で三ゴロに仕留めた。

 三回には制球に苦しんだ。1死から細川への4球目でこの日最速159キロを計測したが、8球え目のスライダーを中前打とされると、スティーブンソンには三塁内野安打を浴び一、二塁。さらに松本剛の初球に投じたフォークが暴投となり、それぞれの走者に進塁を許した。松本剛には四球と、1死満塁の大ピンチを背負った。

 だが、ここからが見せ場だった。手に汗握る展開で万波を直球とフォークで攻めた。フルカウントまで粘られたが、157キロの直球で空振り三振。マウンドで吠えた。最後はマルティネスを159キロ直球で遊飛。この日一番の山場を切り抜けた。

 1-0の四回は修正力を見せた。先頭・郡司は158キロの直球で空振り三振とすると、続くレイエスもフォークで空振り三振。最後は田宮を遊ゴロに打ち取り、三者凡退とした。

 2-0の五回は、先頭・水野から連打を浴び無死一、三塁とし、続くスティーブンソンの二塁への併殺打の間に失点した。さらに2死から松本剛にも中越え二塁打を浴びたが、最後は万波を空振り三振に取り、最少失点とした。

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