「オリックス２－５ソフトバンク」（３１日、京セラドーム大阪）

　オリックスは惜敗し、開幕カードは負け越しとなった。

　田嶋は先発としての役目を果たした。５回２安打１失点。四回までは無失点投球を続け、五回に１死からウォーカーに先制ソロを献上したが、最少失点でまとめた。

　同点の七回から登板した小木田が悔しい結果に終わった。１死から近藤に一塁・頓宮のグラブを強襲する内野安打で出塁を許すと、続く栗原に右中間を深々と破る勝ち越しの適時二塁打を打たれた。その後、ウォーカーにも右前適時打でさらに点差を離された。

　打線はスチュワートに苦しめられた。初回に西川が安打を放ったが、二回から五回にかけてスチュアート相手に無安打。五回は２つの四球で無死一、二塁とチャンスを作り、その後一、三塁と好機が拡大したところで、宗が右犠飛を放ち、同点に追いついていた。

　六回から相手ベンチは継投策に。七回は先頭の西川が左翼線への二塁打で出塁したが、後続が倒れた。