涙の報徳学園 今朝丸は「アルプスの仲間たちを見て涙が出た」ほとんどの選手がベンチで号泣 2年連続の準V

 「選抜高校野球・決勝、高崎健康福祉大高崎3-2報徳学園」(31日、甲子園球場)

 2年連続で準優勝に終わった報徳学園は大半の選手がベンチで号泣。こみ上げる悔しさを抑えきれなかった。

 試合後、アルプスにいるメンバー外の選手たちを見ると今朝丸の目から涙があふれた。「アルプスの仲間たちを見て、涙が出た」。懸命にグラウンドの選手たちのために声をからしたメンバー外の選手たちに頂点の景色を見せてあげられなかった。自然と涙があふれ、帽子で目元を隠すのが精いっぱいだった。

 2点を先攻してもらいながら、リードを守れなかった悔しさ。「点を取られてしまったことが反省」と言いつつも、1点勝負のひりつく展開に「決勝はすばらしい景色でした」と語った。

 大角監督は「選手たちは本当に集中できていた」と語り、六回に一、三塁の好機を生かせなかったことには「欲張ってしまった」と自らを責めた。背番号10を背負い、準々決勝では大阪桐蔭の強力打線を封じた。準決勝では好リリーフでリードを守り切った今朝丸。「夏、帰ってきたい」と必死に前を向いた。

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