ロッテ・佐々木朗希 5回6安打1失点 満塁を背負った三回から手応え「変化球を見せながら抑えたのは良かった」
「ロッテ2-3日本ハム」(31日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテの佐々木朗希投手(22)が今季初先発し、5回95球を6安打1失点、7奪三振。「変化球はまあまあ良かったけど、まっすぐ自体はもう少し勢いが欲しかった」と振り返った。この日の最速は159キロだった。
「ランナーを背負ってから、良かった部分もある。変化球を見せながら抑えたのは良かった」と、三回に迎えたピンチから手応えを得た。
0-0の三回、1死から連打を許し、さらに松本剛への初球のフォークが暴投となり二、三塁に。そのまま松本剛は四球とし、満塁とした。
だが、後続の万波はフルカウントまで粘られるも157キロ直球で空振り三振。最後はマルティネスを159キロ直球で遊飛に打ち取り、無失点とした。「三振が取れたらいいと思っていた。最初三振でその後も抑えたので良かった」と振り返った。
鋭い落差が武器の佐々木のフォークだが、万波、マルティネスの打席ではストライクゾーンに収める場面もあった。フォークの投げ分けについては「カウントによってはある。高さを間違えないようにと、落ちてくれたらストライクゾーンでもいいのかな」と話した。