日本ハム・新庄監督 興奮の逆転劇「叫びすぎて。喉、痛た…」 土壇場チルドレン躍動で開幕カード勝ち越し

 「ロッテ2-3日本ハム」(31日、ZOZOマリンスタジアム)

 土壇場の逆転劇に興奮が収まらなかった。新庄剛志監督(52)はせき込みながら取材エリアに登場。「叫びすぎて。喉、痛た…」。同点&逆転打で絶叫しすぎた影響だった。「諦めない野球。素晴らしかった。選手に尽きます」と話してまたせき込んだ。

 1点を追う九回1死一塁。七番・田宮の右中間への一打を中堅・和田と右翼・山口が交錯し同点三塁打に。八番・水野の決勝右前打で試合はひっくり返った。九番に入った細川も佐々木から2安打。抜てきした下位打線が活躍した。

 下位に並べた24年度版“新庄チルドレン”の活躍に「練習からしっかりやっているから自分の持っている力を出せる」と目を細める。同時に「万波くん、マルティネス、レイエス。この辺がいいバランスで調子を上げてくれたらね」とさらなる上積みを予兆した。

 下位3人は粘って球数を投げさせ、佐々木の五回降板にも貢献。「佐々木くんが先発で、何とか勝ったらこれからぐっと伸びていける」。戦力が整って、4年ぶり開幕カード勝ち越し。「ここ2年と違う?変えたんですよ。変えた、って書いといて」。チームの成長に確かな手応えがある。

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