楽天・田中将 次回登板は4月中旬の2軍戦 永井コーチ慎重姿勢「中途半端に行かせたくない」
現在2軍調整中で先月20日のイースタン・DeNA戦(横須賀)を最後に実戦からは遠ざかっている楽天・田中将大投手(35)が、次回は4月中旬に2軍戦で登板することが分かった。永井1軍投手コーチが明かした。
間隔が空いた理由としては、田中将自身から「ブルペンで投げ込みをしたい」と話があったという。永井コーチを含めた首脳陣も「手術明けなので中途半端に行かせたくない。彼の感覚と僕らの見た感じを、すり合わせていきながら準備させる判断になった」と慎重な姿勢だ。
右腕は昨年10月に右肘のクリーニング手術を受けてから順調に回復し、2月のキャンプは1軍スタート。オープン戦でも登板したが、開幕ローテから外れ、ファームに合流していた。「間違いなく戦力なので」。チームとして大黒柱の早期復活を待ち望んでいる。