日本ハム ホーム開幕戦飾れず 昨季まで在籍の楽天・ポンセに苦戦 4番マルティネス初安打&初適時打も 移籍初登板の山崎は7回途中3失点で黒星
「日本ハム2-4楽天」(2日、エスコンフィールド)
敵地で開幕カードを勝ち越して、迎えたホーム開幕戦は、かつての盟友に苦められて敗戦。セレモニー後の一戦を白星で飾れなかった。
昨季まで在籍していた楽天先発・ポンセに対し五回まで無得点に抑えられた。初回、スティーブンソンの左翼線二塁打でいきなり好機を作ったが、後続が凡退。三回は無死から石井、伏見の連打で一、二塁としたが、上位打線が三者連続三振に倒れていた。
反撃は2点を追う六回。2番手・ターリーから1死一、二塁の好機を作り、4番・マルティネスが一時は1点差とする左前適時打を放った。開幕から4番を務めながら3戦無安打。四回は二ゴロに倒れてバットを叩きつけた主砲が、今季15打席目にして初安打を放った。
2点差とされて迎えた七回は内野安打と敵失で2死一、二塁とし、万波の左翼線適時二塁打で1点差とした。さらにマルティネスへの申告敬遠で満塁となり打席には今季まだ無安打の野村。三ゴロに倒れ同点機を逸した。
先発はFAで加入した山崎。移籍初登板は6回1/3を6安打3失点で黒星となった。四回まで巧みな制球力とテンポの良い投球で2安打無失点に抑える投球。だが、五回2死二塁から村林に左翼フェンス上部をかすめながら外野ブルペンに入る先制2ランを浴びた。七回は自らの失策と安打で無死一、三塁とされ、辰己に右前適時打を浴びた。