ソフトバンク・柳田 開幕4戦目で今季初タイムリー チームは本拠地開幕戦8連勝
「ソフトバンク2-0ロッテ」(2日、ペイペイドーム)
ソフトバンク・柳田が開幕4戦目で、今季初の適時打をマークだ。1点リードの五回2死二塁。昨季8打数4安打と得意だった西野を捉えた。低めの速球を中前に運び、貴重な2点目を奪った。
「いい打撃ができた。チャンスを生かして追加点を取ることができた。いい所に転がったし、点も入って良かった」
昨季は四球こそ選んでいたが、打点を挙げたのは開幕から10試合目と遅かった。今季は初戦で先制犠飛をマークし、二塁打も放つなど順調な滑り出しを見せている。七回には左前打で、こちらも今季初の複数安打となった。二回に先制打を放った7番・ウォーカーが、2試合連続で打点と複数安打をマークするなど好調。柳田、山川、近藤で形成するクリーンアップから、見事なつながりが生まれている。
和田の登板回避により、この日の先発マウンドが巡ってきた大関を援護し、勝利に導いた一打。チームとしては、2017年から本拠地開幕戦で8連勝となった。小久保監督は「(大関は)見事に期待に応えてくれた」と左腕をたたえた中、頼れる主軸の存在感が光った。