巨人・阿部監督 痛恨サヨナラ負け ミスに雷「野球の神様が怒った」
「中日4-3巨人」(2日、バンテリンドーム)
ミス、ミスの逆転負けに、巨人・阿部慎之助監督は怒りを押し殺した。中盤、3度のバントミスで得点圏に走者を送ることができず、流れを完全に失った中での敗戦。「あれが全てだ。野球の神様が怒ったな、最後」と受け止める。痛恨の連敗。ナインには明日の“姿”を求めた。
四回、無死一、二塁で大城卓がスリーバント失敗。延長十回は1死一塁からドラフト3位の佐々木(日立製作所)が送れなかった。続く十一回、再び大城卓がバントミス。1ストライクからエンドランに変えたがファウル後、空振り三振に倒れた。
「実力不足です」と頭を下げる大城卓に、阿部監督は佐々木も含め「本人が一番悔しい」と理解。その上で「明日の行動を俺は観察する」と戦う姿勢を求めた。コンディション不良で梶谷がベンチを外れ、萩尾が右膝を痛めて途中交代。好スタートを切ったチームに、いきなり試練が訪れている。