オリックス・西川 移籍後初タイムリー チームは11残塁で連敗も中嶋監督「つながる雰囲気出てきている」
「西武2-1オリックス」(2日、ベルーナドーム)
開幕カードからチャンスでの一打を欲してきたオリックス・西川龍馬外野手が、オリックス移籍後初適時打をマークした。今季初2番起用の中で、意地の一振りだ。
2点を追う七回無死一、二塁。カウント2-2から本田が投じた外角のチェンジアップを捉え、三遊間を破った。二走・杉本が一気に本塁へ生還。「チェンジアップは頭にあったんで、うまく打てたって感じですかね」と淡々と振り返った。
得点圏に走者を進めても一本が出ない展開。打線がつながらず11残塁に終わったが、中嶋監督は「攻撃的には悪くない形。つながりかける雰囲気は完全に出てきている。あんまり悲観せんといきたい」と前を向いた。
西川も「まだ始まって4試合目。硬さが取れてくればまたいい感じにつながるんじゃないか」と言及。その明るい兆しを確かな流れにつなげたい。