オリックス、開幕2カード連続負け越しで4年ぶり最下位転落 ドラ1武内攻略できず中嶋監督「打者が後手後手」8四死球大乱調の山下「弱さ出た」

 6回、3者連続四球を出し、降板する山下(撮影・佐藤厚)
 5回、コルデロの中飛を好捕する福田(撮影・佐藤厚)
 9回、西武にリードを許す展開にベンチで天を仰ぐ中嶋監督(奥中央)
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 「西武3-0オリックス」(3日、ベルーナドーム)

 開幕から2カード連続の負け越しで3連敗となったオリックス。2安打完封負けという悔しい結果に終わった。

 相手先発のドラフト1位・武内が7回1安打無失点。福田しか安打を放つことができず、二塁すら踏めなかった。中嶋監督は「抑えられたんでね。もう良いピッチングをされたと思うんですけど、バッターの方が後手後手といいますか。いい感じではなかったですね」と振り返った。

 先発し、5回0/3を投げ2安打2失点、8与四死球だったオリックス先発・山下は「課題は何が原因かは今すぐにはちょっと分からないですけど、気持ちの面でちょっと乱れがあったりというところは、まだ弱さが出たんじゃないかな」と自己分析していた。

 試合前時点で同率5位だったロッテがソフトバンク戦に勝利し、オリックスは最下位でシーズンを終えた20年以来、4年ぶりの6位に転落。底から上がっていくしかない。

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