報徳学園・今朝丸に侍ジャパン・井端監督熱視線「いいピッチャー。レベルアップしてほしい」

 U18日本代表候補合宿が4日、奈良県内のグラウンドで始まった。ノック、打撃練習などで約4時間汗を流した。今秋ドラフト候補で最速151キロを誇る報徳学園・今朝丸裕喜投手(3年)はキャッチボールなどを行い、視察した侍ジャパン・井端弘和監督(48)から好評価を受けた。

 精鋭たちの中でも存在感は際立っていた。今春センバツで準優勝に終わるも、準々決勝で大阪桐蔭を封じるなどして注目を集めた右腕。侍トップチームを率いる指揮官の目にも留まり「(センバツで)スタンドから見ていましたけどいいピッチャーだなと思いました。レベルアップしてほしい」と期待を示した。

 今朝丸は選出された大阪桐蔭の平嶋、境らと意見交換。疲労考慮で5日に予定されている紅白戦への登板は控えることになったが、「自分で吸収していきたい」と学びの場とすることを誓った。

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