DeNAが逆転勝ちで首位キープ ドラ1・度会が同点打→絶好調の関根が決勝打 東が7回1失点で今季初勝利

6回、度会は右前に同点適時安打を放つ(撮影・佐藤厚)
7回、関根は中前に勝ち越し適時打を放つ(撮影・佐藤厚)
巨人打線を相手に力投する東(撮影・佐藤厚)
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 「巨人1-2DeNA」(5日、東京ドーム)

 DeNAが逆転勝ちで2連勝。貯金を「3」とし、ガッチリと首位の座をキープした。

 東と巨人・戸郷の開幕投手同士の投げ合いとなった一戦。左腕は二回、大城卓に先制タイムリーを許すも最少失点で切り抜けた。以降はスコアボードにゼロを刻み続け、味方打線の反撃を待つ展開に。奮闘する東に応えたのがドラフト1位・度会だった。

 六回1死三塁から右前に同点適時打を放って試合を振り出しに戻すと、続く七回には中軸が仕事を果たした。牧の安打から二盗で好機を生み出すと、絶好調の関根が「何とかバットに当てようと必死で射た」と勝ち越しのタイムリーを放ち勝ち越しに成功した。

 東は7回5安打1失点、95球の熱投で今季初勝利をマーク。味方打線の援護で勝利投手の権利を手にした際は興奮を隠せなかった。ヒーローインタビューでは「戸郷選手はいいピッチャーですので、自分も点を取られないように投げました。カード頭を任された以上、長いイニングを投げてバッテリーでしっかり試合を作っていきたいです」と力を込めた。

 九回は山崎が1死一、二塁のピンチを招きながらも坂本を三ゴロ併殺打に仕留めた。最少リードをリリーフ陣が守りきり、開幕から3カード連続で3連戦の初戦をものにした。三浦監督は「尻上がりに調子を上げていきながら」と東の投球に目を細め、決勝打につながる牧の二盗については「勢いをつけてくれた」とたたえた。次戦に向けては「一つずつです」と冷静に語った。

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